スペシアです。
太陽光パネルを屋根全体に搭載した、我が家の間取りと全体イメージを紹介します。
コンテンツ
外観イメージ
こちらがイメージ図で、ほぼ南向きの総2階建ての家です。
総2階とは、1階と2階がほぼ同じ形状の間取りの家を言うんですね。最初はこんな事も知りませんでした。
南向きの窓を多めにし、採光を取り入れる事を先ず考えました。夏と冬の日差しの角度や、軒の重要性等は「採光と窓と吹き抜けと」に書いたので、興味あるかたはご覧下さい。
外観では特にハイドロテクトタイルを使用せず、柔らかいイメージとなるよう、サイディングにしたり、窓枠も金属っぽさを感じない様に、木目調にしています。これはアントワネット(嫁)の強い希望で、タイルにするならi-Smartでは建てないとまで言っていました。
内観3Dイメージ
一条工務店で間取りの打ち合わせをしていると、時々作って貰える立体イメージです。取り込んだ際に、ちょっと色合いが変に・・・
机やテーブル、ソファ等はイメージなので、実際とは異なります。
ソファーの置き場は間取りと噛み合わなくて、色々と悩んだのですが、幼児が居るので現時点ではリビングの南東角にL字のローソファーを置いています。
三面図はこの様になります。
右側を拡大すると、この頃のi-Smartの仕様が判ります。
もっと立体的に入り組んだ形状にしたかったのですが、総二階(一階と二階の面積が同じ)方が効率的に安く作れる為、昔、頭に描いていた様な立体感のある家には出来ませんでした。
基礎データ
- ハウスメーカー:一条工務店
- 商 品 名 :i-Smart
- 建 築 方 式:枠組み工法・2×6
- Q値(断熱性) :0.51W/㎡・K(i-Smart公称値)
- C値(気密性) :0.59cm²/m²(i-Smart公称値)・テスト時0.7cm²/m²
- 地 域 区 分:Ⅳ(愛知県)
- 屋 根 :1.5寸勾配、太陽光パネル葺き屋根
- 太陽光パネル搭載量:13.4kw(全量買い取り)
- 太陽光パネル :200W(変換効率17.4%)
- 延 床 面 積:120.12㎡(36.33坪)
- 施 工 面 積:125.25㎡(37.8坪)
- 契 約 :2013年3月
- 着 手 承 諾:2013年8月末
- 引 き 渡 し:2014年2月28日
- 本 体 費 用:125.25㎡×173.951円=2,787,362円
- 建築申請その他業務:379,000円
- 付帯屋外給排水工事等:12,117、700円
- 標準仕様外工事:1,597,124円
- 建物工事費合計:24,975,186円+消費税=26,223,944円(税込)
- 外 構 費 用:1,350,000円
間取り図面
1階2階
点線の間隔が1.5尺(約45cm)です。
延床面積で120.12㎡(36.33坪)、(一条基準の)施工面積で125.25㎡(37.8坪)です。
ちょっとわかり易くするとこうなります。excelで描きました。
こちらにはごみ箱なんかも描かれてます。
こういった図面で立体的にイメージ出来る方は良いのですが、難しい場合、もっとイメージを膨らませたい方はマイホームデザイナー等の3Dソフトを使用されると良いです。
窓や照明の高さなど、意外に3Dでないと見逃すポイントがあるので、購入する価値はあると思います。
吹き抜け
吹き抜けは本当に気に入っていて、度々ブログに登場します(´∀ `)
我が家は天井がi-Smart標準の2400mmですから、注文住宅で多い2600mm(オプション)と比べるとちょっと低いです。
しかし、吹き抜けがあることで、全くそれを感じさせませんし、窓から見える景色がとても気持ち良いです。
住んでみて、エアコンの冷気が下に溜まるので、1階のエアコンだけでは2階が暑くなるところは感じますが、冬に冷気が降りてくるのを感じる事は全くありません。
それくらいi-Smartの断熱性は素晴らしいのです。
吹き抜けはリビングいっぱいの大きさにしたかったのですが、強度の関係からむやみに大きく出来ませんでした。
その他の感想や、色々な方のブログも含めて、詳しくはこちらをご覧ください。
太陽光パネル葺き屋根
全面太陽光パネル葺きな訳ですが、あまりパネルが主張する家は好きでないと言うアントワネット(嫁)の意見で、1.5寸勾配です。
本当は3.5寸勾配のが発電効率は良いのですが、家の印象を柔らかく、また、ご近所さんへの主張が強いので出来るだけ見せない方向にしたいと言うアントワネット(嫁)の意見で1.5寸勾配となりました。
ちなみに3.5寸勾配にしますと屋根裏の容積がかなり増えます。
その辺りのお話はこちらに
「太陽光発電屋根の片流れ3.5寸勾配屋根の1.5寸勾配に対するメリット、デメリット」
南向きに窓を多くすると、夏は暑くなってしまうので、軒や窓の位置が非常に重要になります。
その辺りのお話はこちらに。
ソーラーパネルは13.4kW搭載。
200Wの単結晶太陽光パネルの大きさが1583×835mm(横置きの場合)でしたので、67枚を搭載することができました。変換効率は17.4%でした。
「11回目の打合せ(3)・あなたの太陽光パネル搭載量は損してませんか?要確認」
現在は205WのW1350×994mm(横置き)、W811×1607mm(縦置き)変換効率17.8%から、さらに2016年から変わり、210Wの単結晶18.3%になるようです。
太陽光パネル葺きと言うものの、アスファルトルーフィングの上にパネルが浮かせて施工されています。
冷却させる方が発電効率が上がるので、パネルの下を風が通る様に施工されています。
搭載費用は434.3万円。
搭載費用はもっと下がっていくと思っていましたが、現在はパネルの発電性能も上がってますが、施工費用はもっと上がっています。
10kwを超えているので、20年の全量買い取りを選択しました。
1年間の売電価格は2015年では601,079円でした。
当時のシミュレーションの472,410円よりかなり多めです(´∀ `)。このシミュレーションも、最近は基準が変わって、シミュレーション値ももっと実際値に近くなってますので、売電額がシミュレーション額に届かなかったとしても嘆かないで下さいね。
そう言えば、太陽光発電搭載の家に住んでいるメリットとして、災害等で停電した時でも太陽が出ていれば電気が使えることがあります。
外壁:櫛引サイディング+ディライトーン・i塗装
外観はアントワネットのこだわりが幾つもあって、外壁がiシリーズで多いハイドロテクトタイルでは無く、オリジナル櫛引きサイディング+ディライトーン・i塗装の採用もその一つです。
こんなに種類がありますが、我が家はDL-001の白です。
出典:一条工務店
このi塗装は10年から15年で再塗装が必要になってくることが予想されているのですが、一条の点検時に従わないと30年ある躯体保証が終わってしまいます。その辺りのお話はこちらに書きましたので、ご覧ください。
木目調窓枠
オプションの木目調窓枠です。
通常はアーバングレー等の金属色しか選べないのですが、10万円のオプション費用で木目調の窓枠にすることが出来ます。
樹脂サッシは一条の断熱性能の重要な部分を担っています。樹脂サッシ様様です。
出典:一条工務店
窓:防犯Low-Eペアガラス
我が家はⅣ地域ですから遮熱タイプのLow-Eペアガラスの防犯フィルム付きです。
やはり樹脂サッシでペアガラスということで、掃き出し窓はそれなりの重さは感じますが、それ程不便は感じません。現在のトリプルガラスだとさらに重くなるので、児童にはちょっと重いかもしれません。
でも、重なる枚数が増えれば防犯にも役立ちますし、何より断熱性が上がりますから、やっぱり良いですよね。
住んだ感想
窓ガラス、太陽光パネルなど、現在の仕様とは若干違いますが、大変満足のいく家が出来上がって非常に満足しています。特に断熱性能が素晴らしいし、当時、全面太陽光パネルをやっているハウスメーカーも一条だけでしたから、この発電量も自慢の一つです。
また、全面床暖房にも驚かれますね。通常の電気料金でこの快適さは、i-Smart等の住人にしか味わえない快適さです。特にお風呂場、脱衣所まで暖かいこの家は、赤ちゃんの居る家庭には本当に嬉しいものです。
不満があるとしたら、高気密・高断熱枠組み工法特有の音の反響です。家の中を開け放っていればどこからでも声が届くほど。これは、逆に言えば聞こえて欲しくない音でも届いてしまうので、子供が寝てからのTV等、気を使いますね。
こんな不満もありますが、全体的には非常に自慢したくなるような素晴らしい家だと思います。
応援のポチッ!して頂けると飛び上がって喜びます。
〔日本ブログ村 トラコミュ〕
一条工務店
コメントを残す