i-Smartオプションレビュー:櫛引サイディング+ディライトーン・i塗装

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オリジナル櫛引サイディング+ディライトーン・i塗装

 

オプションでは無く、標準品なのですが、マイノリティー(少数派)なのでレビューします。

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評価:★★★☆☆3.0(暫定)

※コメントに頂いた評価によって変化します。

 

〔費用/施工条件〕

【メリット】

タイルに比べ、印象が柔らかい
色が13色もあり、好みの色を選べる可能性が高い
再施工の度に外壁を新しく出来、色を変えたり出来る
再施工時もっと良い塗料が開発されている可能性がある!?
壁を剥がす必要が出た場合、タイルと比べて容易

【デメリット】

メンテナンス費用がタイルに比べ高額
シーリングの部分でひび割れが生じやすい
10年で再施工しなければ20年ある一条工務店の躯体保障が切れてしまう
 耐久性が15年~20年
吹き付け時、弱い毒性に注意が必要

【メンテナンス費用について】

ハイドロテクトタイルがシーリングのメンテが必要とは言うものの、現時点では半永久的(ただし光触媒の耐用年数は20年なので、塗り直しが必要と言われています)に使えると言われています。

対し、ディライトーンの場合は10年点検、20年点検時、一条工務店が指示した場合、塗り直しを行わないと30年ある躯体の保障がそこで終わってしまいます。

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まあ、躯体の保障が切れても良いと言うのであれば、ディライトーン自体は一応20年くらい持つらしいのですが・・・。一条工務店が10年目で再施工が必要だと言うのかどうか、判らないのですが、こんな書込を見つけました。

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出典:WOMEN’S PARK

この方がディライトーンとは限りませんが、覚悟しておいた方が良いでしょう。

一条が用意してくれた長期優良住宅の”維持保全計画書”では「15年で全面補修を検討」となっているので、もしかしたらこれが計画であるのかもしれません。

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塗装には足場※を組む必要があるので、およそ100~150万円/10年くらい掛かります。

家の高さ、外周によって費用が変わりますから、同じとは限りませんが、ちょっと高目に考えておいた方が良さそうです。

ちなみに上記WOMEN’S PARKへの回答は、ちょっと高目ではあるけれど、当然の費用であるので、借金してでも何とかするか、躯体保障を切らせて施工を見送るか、といったものでした。家を建てる前、一条工務店の打合せでも一応は説明があるのですが、「具体的な費用は判らない。」と言われるので、印象に残りません。忘れないように積み立てをしておきましょう。

 

ハイドロテクトタイルの場合と、ディライトーン+i塗装の費用を比較

ハイドロテクトタイルの場合、施工費用がi-Smartで7000円/坪(i-Cubeは10,000円/坪)が36坪で導入時約26万円

シーリングのメンテは約30万円/15~20年程度でしょうか!?1.5~2万円/年になる訳です。

※参考:足場費用:(家の外周+8m)×家の高さ=「足場架面積」(38.42m+8m)×6m=278.52㎡

 「足場架面積」×「㎡単価(800~1000円)」=278.52㎡×1,000円=278,520円

 

〔40年時点での費用比較〕

  • ハイドロテクトタイルの費用

初期投資が約30万円程掛かり、維持費が40年時点では塗り直し30万円×2回(20年目、40年目)ですから、合計90万円(2.25万円/年)弱。

ただし、光触媒の塗り直しをすると、30万円では無く、150万円掛かるという話があります。そうなると90万円では無く330万円(8.25万円/年)となります。

  • サイディング+ディライトーン・i塗装の費用

初期投資は0円。塗り直し100万円×3回(10年目、20年目、30年目、40年目)=400万円(10万円/年)です。まあ、仮に躯体保障を諦めればこれが200~300万円ということも出来なくは無さそうなのですが。

 

〔比較・差額〕
  • ディライトーン vs ハイドロテクトタイルシーリングのみ再施工

  400万円ー90万円=310万円

  • ディライトーン vs ハイドロテクトタイル光触媒再施工

  400万円ー330万円=90万円

やはりこだわりとは言え、サイディング外壁はかなり贅沢品です。

とは言え、ハイドロテクトタイルもi-smartも、出来てから未だ10年程しか実績が無く、40年もシーリングだけで済むか分かりません。サイディングも発売当初は半永久的と言われていたにも関わらず、実際はそうでなかった訳ですから、もしかしたらもっと費用が増すことも在るかもしれない点は、考慮すべきです。

 スペシアの感想

メンテに優秀なハイドロテクトタイルに比べ、メンテ費用的にはかなり掛かります。それでもハイドロテクトタイルに無い柔らかい外観や、再施工によって外観を一新することを是とするのなら選択もありだと思います。

 

関連記事

参考リンク

  • SORAさん

『「超」寿命外壁コーティング』と「シナジオ-i」と一般塗料(リシン)の比較情報

 

  • こがねむしさん

年季の入った風格の出てきた家やアパートが、外壁塗装をやり直しただけで、見違えるほどいい感じになって、もしかして新築?と思えるように見えることってありませんか?

 

  • ヨシローさん

『シーリングの上からディライトーンを吹き付けられている箇所』を触るとボロボロ(バリバリ)とディライトーン様が剥がれ落ちるではありませんか!!

 

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一条太郎★★★☆☆ステップカウンターに採用しましたが、天板とステップカウンターで色分け出来なかったので評価は3です。(未確認)

 

 

 

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