平屋、2階建てのメリット、デメリット

平屋と2階建て、それぞれ良さはありますが、余裕のある方は「どちらを建てる方が良いのだろう!?」なんて疑問を持たれると思います。

昨今は少子化や、同居率の低下から居住人員が低下、平屋を建てられる方が多くなっているようですが、メリット、デメリットを良く理解して、「こんなはずじゃ無かった。」と思わないよう、確認しておきましょう。

(一条工務店i-Smartに於いての)平屋 vs 2階建てのメリット、デメリットをまとめさせて頂きました。

 

◆平屋を建てる理由・メリット

平屋を建てる選択肢を持つ方は、そもそも土地なり、資産なりに余裕のある方が条件になってきます。

そんな絡みも幾つかの方面に影響する訳ですが、その分、これらのメリットも出てきます。

●太陽光パネルの搭載量が多い

平屋のが屋根が大きく、太陽光パネルの搭載量が多くなります。

その分、搭載費用も上がる訳です。売電価格や発電効率によってメリットと捉えられない場合もあるかも知れませんが、売電先も「電力小売全面自由化」によって多様化していますし、価格も今のところ維持出来そうですから、パネルを多く搭載出来るのは、投資的に大きなメリットになります。まあ、もちろん借金も大きくなるので、リスクは伴いますがね。

サービス概要SBパワー(株)

一時期は太陽光発電のメリットも無くなったと言われましたが、この様に売電価格もまた上がるかも知れませんし、買電が上がることで、逆に余剰買取にすることで昼間の電力消費を打ち消すことも出来ます。

家庭用蓄電池設備も、今後技術が進むので、まだまだ太陽光発意電の利用価値は高いでしょう。

こんなニュースもあり、今後も太陽光発電は普及が進むでしょうから、その為の設備を持っておくのは良さそうです。

 

●バリアフリー化し易く老後も安心

私自身、これについては重視したいポイントです。

子供が巣立った後、二人暮らしになると2階には殆ど行かなくなるとも言います。

自身の高齢化した場合もそうですが、私は長男なので、両親の片方が逝ってしまった場合、残った親が一人暮らしになってしまいます。

一人で住まわせるのは心配ですから、呼び寄せて同居する可能性は十分あります。

そんな場合に、バリアフリーは必須となります。

2階建てとした場合でも、自分達は2階に住み、親には1階で住んで貰うことも出来ます。

しかし、コミニュケーションも含め、やはり高齢者と同居しやすいのは平屋となります。

例えば、我が家は1階に個室を作るとしたら和室しか無いので、そこを親の部屋にした場合、その他の家族は全て2階に個室を持つことになる訳です。すると、親の居る和室の隣がリビングなので、遅くまでTVを観たり、騒いだりも出来ません。

引き抜けが無ければ、生活空間の切り分けはし易いかも知れませんが、お風呂等を共有し辛くなりますし、人数比が若いファミリー:高齢者=4:1では1階と2階で上手く切り分けるのは難しいでしょう。

まあ、2階で建ててしまった私自身は、そうなった時は色々と考えてみることにします。

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●小屋裏収納で収納スペース確保

屋根が大きくなりますから、小屋裏(屋根裏)収納が採用し易く、そうなると、収納面積もかなり広く取れます。小屋裏収納は居室で無いので、坪単価も安いですし、税制上も有利です。

ただ、階上まで階段(通常吊り下げ階段。ボックス階段は施工可能)で荷物を上げなくてはならないので、持ち込める荷物も限られてしまいますが、それでも、大きな倉庫は魅力的です。

正直、下の記事で書いた様に、13%の収納を確保しましたが、はっきり言って倉庫が無くては全然足りませんでした(^_^;)

収納足りてますか?収納率の確認と、住んでみた結果の印象は?

●洗濯物干しや片付けが簡単

2階建てでも、バルコニー干ししないとか、乾燥機ばかり使うとかなら良いのですが、2階まで濡れた洗濯物を、毎日運ぶのは結構大変です。

しかも、片付けはまた1階というのも大変。

2階に洗濯機を設置する案もありますが、やはり効率的な間取りが出来ないですし、音が気になります。

 

●勾配天井が採用出来る

勾配天井やロフトは平屋だけのメリットです。

例え小屋裏収納を採用したとしても、屋根の低い側は小屋裏収納を作れませんので、勾配天井に出来ます。

室内の天井にこだわりを持たれる方には、魅力的な要素となりそうです。

天井高も、工夫次第で吹き抜け並みになるようです。

勾配天井のルールに関してはこちらの記事が参考になります。

勾配天井の高さをかせぐためには・・・

●地震に強い

そもそも2×6であるi-Smartは地震に強いのですが、当然平屋のが安全度は高いです。

家が丈夫でも、地震によって基礎さら傾く可能性もありますから、そう言った点に於いても平屋の方が安定度が高いと言えます。

ちなみにi-Smartは、申請許可を得ていない為、一条工務店が得意とする免振構造を取り入れることは出来ません。

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●メンテナンスがし易い、安い

平屋では吹き抜けの窓に届かないといったこともありませんし、外壁等のメンテナンスも楽です。

例えハイドロテクトタイルを採用していても、コーキングのメンテナンスがおよそ13年毎に必要です。

外壁のメンテナンス時には、足場の高さが低く済む分、割安になります。

足場費用は、およそ下の指揮で計算出来ます。

 (家の外周+8m)×高さ×(800円~1000円)

足場だけでも10万円くらいは違ってきますから、平屋のが有利です。

 

◆平屋を建てるデメリット

平屋もメリットだけではありません。

●費用(土地代)が掛かる

平屋のが坪単価が2万円高いのですが、2階建てと比べると階段や廊下が減らせるので、躯体費用は逆に安いくらいです。

しかし、基礎面積や、何より土地が大きく必要ります。

土地が1.4倍必要なだけでも1000万円くらい違うのもざらでしょう。

外構面積も大きくなります。何より外周が大きくなりますので、塀を作るとなると、かなり外構費が上がります。

また、土地が決まっている場合、2階建てを建てれば外構面積も増え、外構費も上がるでしょう。

外構費が200万円掛かるなんて話はざらに聞きますから、2割違えば40万円の差になります。

(例) 2階建て 平屋
施工面積 18マス 15マス
土地面積 20マス 28マス
基礎面積 9マス 15マス
外構面積 16マス 20マス
外周 20マス 24マス

2階建ての場合は標準である2個目のトイレも10万円以上の有料となってしまいます。

土地の固定資産税も上がりますから、お忘れなく。特に200㎡を超えると掛け率が倍になります。

 

●特別施工の基礎費用が上がる

建築費用は、坪単価が若干上がるものの、平屋のが坪数が減らせるので、逆に安い場合もあります。

しかし、基礎費用が大きくなるソイルセメント等の場合は、価格が2.3倍程度になり、その影響が大きくなります。

 

 

●室内の日当たりが悪い

i-Smartでは天窓や、高窓を設けることが出来ません。

その結果、家の外周に接する部分が少なくなり、家の中心は暗くなります。廊下等は照明が必要になったりします。

勾配天助によって、天井は高く出来るのですが、この点では吹き抜けに及びません。

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●お隣の影になる

周囲に高い家が建って、日陰になってしまう可能性もあります。

家の南側が常に日陰、ということもありますから、リビングが日陰になるといったことだけでなく、太陽光パネルが日陰になって、思ったように発電出来ないケースも出てきます。

 

●視線が在って窓、カーテンを開けられない

お隣さんや道路の事情によりますが、1階の窓は簡単に覗かれてしまいます。

せっかく素敵な窓を作っても、開けられない、カーテンを常に閉めなくてはならないようでは、魅力も半減です。

吹き抜けの様に、空を望む様な高窓を設けることも難しいです。

 

●防犯性が下がり易い!?

家宅侵入の侵入経路は62%が窓となっています。

特に平屋だけら狙われるという訳では無いのですが、1階窓、掃出し窓の多い平屋は、その分侵入経路が多く、隙が産まれる可能性が上がります。

 

●太陽光パネルの反射がクレームに・・・

レアなケースですが、平屋の太陽光パネルの反射が、お隣に当たり、トラブルに発展するケースも在ります。

北に高い家があるケースにも気を付けましょう。

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●水害に弱い

1階が床上浸水してしまった場合、乾いた床は小屋裏にしか無くなります。

水害の心配をする地域も多くは無いでしょうが、場合によっては考慮する必要があるでしょう。

 

●アンテナの感度が悪い

今どきはフレッツ光など、インターネットによるテレビ配信も在りますが、月々の費用も掛かります。

2階建てであれば、アンテナを設置するだけで良い可能性が高いでしょう。

 

◆2階建てを建てるメリット

●費用が安い!?

上記の平屋の通り、2階建ては費用面では有利になっています。

特に土地の部分ですね。

 

●外観形状に変化を付けやすい!?

2階建ての方がバルコニーやガーデンルーフ等、変化はさらに付けやすくなります。

 

ただ、実際には2階建ての場合は、総2階の様に、1階と2階を同じ面積にしないと余計に費用が掛かってしまうので、箱の様な形状が多いです。

それに比べ、平屋はある程度複雑な間取りをしても影響が無い為、入り組んだ間取りを組まれる方も多くいらっしゃいます。その場合、太陽光パネルの搭載範囲が制限されたりする訳ですが、特に気にならないのであれば、平屋のが変化を付け易いとも言えます

 

●吹き抜けが設けられる

個人的には夢の1つであった吹き抜けを設けられたのが、非常に嬉しいです。

i-Smart室内の解放感では吹き抜けが一番得られる手段となります。

ただし、1階の音が2階に筒抜けになるというデメリットもあります。

トランポリンなんかも設置できちゃいます!普通しないけど。

予想外に楽しかったので、子供の運動の為に大型トランポリン買っちゃいました

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●コミュニケーションが取り易い

音も筒抜けですが、声も掛け易いです。

吹き抜け下で大声を出せば、ヘッドフォンをしていない限り家中に声が届きます。

逆に、深夜にリビングでTVを観るのに注意が必要です。

 

●冷暖房効率が良い

2階建ては外壁、床、天井の面積が小さくなり、その分熱の損失率が良くなります。

2階の床暖房が1階の天井も温めてくれますしね。

特に吹き抜けを設けたりすると内部循環も良くなり、冷暖房の効率も幾分上がります。

頑張れば、エアコン1台で全館賄っちゃうことも出来ます。

 

◆2階建てを建てるデメリット

●階段が必要

もちろん、施工面積に入りますから、平屋では全く必要の無い費用がプラスされます。

間取りを考える際も結構大変で、2階には廊下も増えてしまいます。

上り下りが面倒と言った点がもちろん大きいのですが、危険性の面でも考える必要があります。

 

●階段、2階窓が子供に危険

特に小さな子供は階段での転落危険性が付き物。

我が家の子供も、それぞれ1度ずつ、階段で転げ落ちています。幸い大きな怪我はありませんでしたが、場合によっては大きな怪我を負ってしまうケースもあるでしょう。

また、2階窓の位置が比較的低く、お子さんの居る家では窓手摺りを設けないと危ない印象があります。

 

●タレ壁、耐力壁が発生し易い

2階部分を支える為、タレ壁やSタレ壁、耐力壁が多くなります。

間取りを考える上でも、「ここには壁が必要です。」とか言われるケースが良く出てきて「ムキー!」となります。

壁の無い、広いリビングを作りたい方は、平屋で1.5寸勾配にし、小屋裏収納も作らない方が良いでしょう。

 

●メンテナンス費用が掛かる

ハイドロテクトタイルと言えども、コーキングなど、外壁メンテナンスが必要となります。

足場を高くする必要な分、費用が上がります。

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まとめ・比較表

まあ、平屋のデメリットも、概ねお金の問題が多いので、余裕があるのでしたら、平屋が良いのかも知れません。

2階建て  平屋
メリット 狭い土地で建築可能
施工面積が階段や廊下、トイレで増えがち
坪単価が安い(例2,490万円)
ベタ基礎費用が1倍(例35万円)
外構費が安い
2階トイレが標準
バルコニー等、変化が作り易い
吹き抜けが採用出来る
コミニュケーション取り易い
階段経由等で動線が長い
採光を取り入れ易い
バリアフリーし易い
施工面積が小さ目
太陽光パネル搭載量が多い
耐震性が高い
プライベートが作り易い
小屋裏収納が採用し易い
勾配天井が採用出来る
デメリット 階段や2階窓が子供に危険
太陽光パネル搭載量が少ない

メンテナンス費(足場代)が上がる
耐震性が劣る
ガーデンルーフが採用出来る
洪水時に2階へ避難出来る
防犯面でやや有利
壁や、タレ壁が増える
広い土地が必要
坪単価が2万円高い(例2,570万円)
ベタ基礎費用が1.5倍(例55万円)
外構費上がる
土地固定資産税が上がる
窓からの視線が気になる
家の中心が暗くなりがち
太陽光パネルが影になり易い
外観に変化が乏しくなり易い
防犯対象となる窓が多い

一番贅沢なのは、一部だけ2階建てでしょうか。まあ、そんなi-Smart見た事無いのですが。

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